正面笑顔のN.M.さん

医療事務

全国どこでも活躍!
自分のペースで働ける
医療事務

N.M.さん 50代

地元クリニックで18年、
長く続けられる仕事です

学校を卒業後、IT企業でプログラマーやインストラクターとして働いていました。結婚を機に退職し主婦業に専念していましたが、子どもが小学校に入学したのを機に医療事務の勉強を始め、資格を取得しました。私がこの仕事を選んだのは、引っ越しがあっても医療機関はどこにでも存在するため、仕事探しに苦労しないと考えたからなんです。

国家資格ではないものの、資格を一度取得すれば専門性の高い知識とスキルを保有している証明ができ、仕事の可能性が広がります。子どもが学校に行っているあいだに医療事務講座を受講し、資格取得後すぐに自宅近くのクリニックに就職しました。徒歩10分以内で通勤しやすいことも魅力でした。そのクリニックには18年間勤続しています。

患者さまにカウンターから書類を渡すN.M.さん

アットホームなクリニックで
希望の働き方を実現!

クリニックを開院するタイミングのスタッフ募集でした。久しぶりの仕事ということもあり足元がおぼつかないほど緊張していたものの、院長が穏やかな方で、リラックスして面接に臨むことができました。お話ししているうちに「ここで働きたいな」という気持ちが強くなっていたので、採用が決まったときは嬉しかったですね。

実際に働き始めて、クリニックの人間関係や雰囲気が良好なこと、午前中だけの勤務という希望していた働き方もできる点にとても満足しています。みなさんとても親切で、しっかりとサポートしてくれるため働きやすいですね。院長も穏やかで的確な指導をしてくださるので、職場の信頼関係は本当に良好だと思います。

レセプト業務は
医療を支える大切な役割

勤め先のクリニックでは、一般内科診察に加えて、循環器疾患、呼吸器疾患、糖尿病などの生活習慣病の管理、治療をしています。高血圧や心臓疾患の患者さま、喘息などの呼吸器系の問題を抱える患者さまのほか、外科的な治療が必要な患者さまも来院されるため、患者さまごとに異なる医療費負担割合を正確に把握することが求められます。

私は主にレセプト業務(診療報酬請求)や電子カルテの管理、受付対応、会計業務を担当しています。レセプト業務では、医師が算定した診療内容を確認し、患者さまに正確な金額を請求します。以前は手書きでしていた作業も、現在は「レセコン」や電子カルテを使っており、業務の効率化が進んでいるため助かっています。

電話対応をしているN.M.さん

資格取得でスキルアップ!
新しい自分へ

医療事務の仕事を通じて私が大切にしていることは、患者さまとの良好な関係を築いていくことです。ご高齢の患者さまから「あなたがいると安心する」と言われると嬉しいですし、大きなやりがいになりますね。つねに患者さまに寄り添った対応ができるよう、休むときはしっかり休んで、ヨガやストレッチで心身を整えるなど体調管理を意識するようになりました。

リフレッシュ面だけでなく「医師事務作業補助者」や「医療福祉環境アドバイザー」など新たな資格を取得するなどの自己成長にも取り組むようになりました。少し前に前職の同期会があったんですが、女性で仕事を続けている人が意外と少なかったんですね。医療事務業務は一度覚えると、年齢に関係なく続けられるので、ライフワークとして取り組んでいきたいと思います。

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