
理学療法士
患者さまと信頼関係を
構築し、一緒に回復を
目指します!
U.K.さん 20代
部活の怪我で
理学療法士に興味
理学療法士の仕事に興味を持ったのは高校生のときです。部活のサッカーで怪我をして病院でリハビリを経験したのですが、怪我をした人に親身に寄り添い、一緒に回復を目指す仕事に魅力を感じ、高校卒業後にリハビリテーションの専門学校で学び理学療法士の国家資格を取得。卒業後は神戸市内の総合病院で臨床から学会発表まで、理学療法士としての基本を身につけました。
現在のクリニックに転職したのは2021年です。前年に結婚し、妻が妊娠。ライフステージの変化もあり、給与面や家族との時間を増やすためにもクリニックへの転職を決めました。総合病院で一通りの経験を積んだ自信があったので、環境が変わることへの不安はなかったですね。クリニックもスタッフみんなが優しく、居心地の良い環境でした。

クリニックの
スピード感に驚き
クリニックで働いて驚いたのはスピード感です。総合病院とは違い、今のクリニックでリハビリテーションにかけられるのはお一人20分。しかも患者さまは通院なので週に1~2回の来院で、この短い時間に結果を出す必要があります。患者さまとしっかりコミュニケーションを取り、ご自宅での自主訓練をお願いしなければなりません。
患者さまとの信頼関係ができ、自主訓練にもしっかり取り組んでいただき、回復、改善を実感できたときは嬉しいですね。リハビリテーションへの意欲は患者さまによって違いますが、しっかり話を伺い、伝えられることがあれば伝えて、一緒に回復を目指します。これからも常に患者さまに寄り添い、信頼されるように日々努力を続けていきたいと思います。
初めて経験した
訪問リハビリテーション
クリニックでは訪問リハビリテーションを初めて経験しました。通院の難しい患者さまが対象なので、より症状は重く、計画書の作成も慎重になります。訪問を楽しみにされている患者さまもいるので、励みになりますね。また、訪問リハビリテーションのない日は、タブレットでリハビリテーションの講義動画を見たり、書籍を読み込んだりと自己研鑽にも努めています。
理学療法士を目指す方にとって、国家資格の取得、就職までの勉強は本当に大変だと思います。でも、理学療法士の仕事は就職してからが本番で、毎日の勉強がとても大切なお仕事です。医療の現場は数年で常識が変わる世界ですから、知識をアップデートしないと対応できません。一緒に頑張っていきましょう!

地域に貢献できるやりがい
理学療法士が活躍できる環境もさまざまですが、大きな病院では臨床だけではなく研究機器を扱ったり、学会への発表を経験できたり、基礎力をしっかり身につけることができます。クリニックではスピード感をもってより多くの患者さまに対応することで、経験値を一気に上げることができます。プライベートの時間をより多くつくれるメリットもありますね。
神戸市医師会の医療機関には、大都市でありながら地域密着型の医療を展開している特徴があります。神戸市という地域に貢献できることも、神戸市医師会の医療機関で働くやりがいだと思いますね。私も理学療法士としての知識や技術の向上を図りつつ、それらを地域や患者さま、クリニックへ還元できればと考えています。